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友よその罪を葬れ Un buen hombre [CINE]

リスト攻略シリーズ、第二弾。こちらも劇場未公開作品。

仕事上、贔屓にしてくれる上司でもあり、親友でもあるフェルナンドが彼の妻を殺害しているところを偶然目撃してしまうビセンテ。しかもフェルナンドもビセンテも大学で法学を教える立場。ビセンテは友情をとるか、正義をとるか苦しむ、というストーリー。

これは確かに難しい選択。ビセンテの場合、友情プラス自分の出世もあり、結局、友情を選択するのですが、その選択のせいで、更に泥沼にはまっていきます。

テレビのサスペンスドラマのような感じで、DVDを借りて家で観る分には損した感じはしません。でも、出世をめぐるライバルが個人の研究室の鍵をかけた引き出しにしまったはずの「証拠品」を何故か手にしていたり、それを見つけたことを警察に言う前に当事者の前に現れたりと、ちょっと変だなぁと思いました。

さて、「友情か正義か」。これは、苦しい選択ですね。この映画の場合、犯罪者は親友ですが、これが家族だったら、もっと辛い選択。もし、自分にこんなことが起こったら・・・。やっぱり最初はビセンテみたいに「沈黙」を選ぶかな???でも、時間が経つうちに、自首するように説得するかな???

このところ、オリジナルのタイトルの方がいいな、と思うことが多いですが、こちらもスペイン語の通り、『善人』みたいなタイトルにした方が映画にあっているような気がします。


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コメント 2

でんでん

ふむ。たしかに苦しいだろうけど、家族以外だったら私は正義を選びます。
たとえ親友でも。家族でも最終的にはやっぱり正義をとるかなあ。
ただ、法的にどう、と言うこととは別に、その人の動機を知って同情できるかどうか、
というのもポイントかも。
自己チューな動機だったらそもそもその時点で友人やめちゃいますね。

面白そうだから私も観たい映画リストに入れておきます。
by でんでん (2011-10-20 13:50) 

いえろ

でんでんさんは、やっぱり正義でしたかぁ。この映画の人の場合、突発的な感情の爆発、みたいな感じで、すご~く同情できるという程でもないけれど、わからないでもないかもしれない・・・くらいの理由です。
by いえろ (2011-10-22 19:16) 

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