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スリーピング・ボイス LA VOZ DORMIDA [CINE]

スペイン内戦が終わり、フランコ政権の下、弾圧された共和国派の人々を描いた映画はお休みの日の午前中に見るには、あまりに重かったな。共和派だという理由で刑務所に入れられた妊娠している姉と、姉を助けるために必死の妹。神様に仕える身である修道女たちの残忍なこと。暴力に慣れてしまった人々の恐ろしさ。本当にそういうことがあったのだから、知っておくべきなのは分かっていても、最近、特に気持ちがついていけなくなっている。今でも恐ろしい出来事が世界中で起きているからなのか、それとも年を重ねて、そういうことに心がついていけなくなってしまったのか、分からないけれど・・・。なんだか疲れてしまったのでした。そんな訳で、映画を見た帰り、ブラジル音楽のCDを大人買い!?してしまいました。それから駅前にあったNEAL'S YARDにふらふら引き寄せられて、切らせていたイランイランのエッセンシャル・オイルとぴんくのハーブティーをゲット。素敵な音楽とやさしい香りと熱いお茶が一番!!
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ひと区切り [ひとりごと]

好きなことだったけれど、資格まで取ろうと思っていなかった。でも、いろいろ悲しいことや大変なことがあって、何か誰かのためにできることを身につけたくなって2011年の秋に始めたアロマの勉強。思っていたよりも理系の勉強が多くて、閉口している・・・本当に、大変!!!記憶力も低下しているし・・・。それでも何とか検定試験1級、アドバイザー、インストラクター、と一段一段、階段を上がって、ようやく今日、セラピストの学科修了!この先もまだまだ大変そうだけれど、今日はちょっと達成感。

明日のNさんのお墓参りにも報告できるかな。こんな風にして、大変!と言いながら、実は自分の気持ちを鎮めているのかも?

ル・コルビュジエの家 EL HOMBRE DE AL LADO [CINE]

ようやく手元にある仕事がだいたい片付き(来週またどかっと増えるけれど)、とても面白い映画を観たので久しぶりにブログ更新。

ル・コルビュジエと言えば、彼が設計した上野の西洋美術館も世界遺産にしようと活動中のようですが、この映画の舞台は南米では唯一のル・コルビュジエが設計した邸宅、クルチェット邸が舞台(こちらも世界遺産登録を目指し準備中とか)。それだけでも、興味津々ですが、この邸宅以外にもアルゼンチンの新進デザイナー、ディエゴ・バチスタのプラセンテーロ・チェア等、ストーリー以外のところでも見どころタップリ。

クルチェット邸に住む世界的な椅子デザイナーのレオナルドと、とても変わった隣人の物語です。隣人ビクトルが部屋に太陽の光を入れたいと、レオナルドの家に面した側の壁に穴を開けて窓を作ろうとするのですが、それを拒むレオナルド夫妻の騒動が始まり・・・。ラストがちょっとガクッときましたが、アルゼンチン映画らしいといえば、らしいかな。残念なことに今日が最終日。今朝、メールで情報を頂き、駆けつけて観て良かった!!

映画のサイトに出ていたこぼれ話。”世界遺産への申請を準備中といわれる私邸で、映画を撮影するなんて可能なのか? (略) 建築家でもあり、ラプラタの出身である脚本のアンドレス・ドゥプラットは、クルチェット邸の近所に住んでいて、建築雑誌にもル・コルビュジエとクルチェット邸について執筆したことがあるほど。 「隣人問題」のドラマ(自分の経験をもとに書いた物語)を考えた時に、家をクルチェット邸にすれば、物語は増幅するし、この建築の存在も知ってもらえるではないか、と企画段階で建築家協会に持ちかけたところ「それは、いい!」と、あっさりオーケーが…。 「他の国ではどうか分からないけど、アルゼンチンだからね」”

こういう日本ではほぼありえないようなことが、ラテンの国ではあるんですね~。コスタリカでアポなしでいろいろな方にお会いでき、資料集めに協力して頂いたことを思い出しました。

お料理教室でアンドンチムタク [韓国]

教室は仁寺洞の近くにあるO'ngo Food Communicationのお料理教室に参加しました。メニューはアンドンチムタクとエゴマの葉のキムチ。アンドンチムタクは食べたこともなかったのですが、お醤油味でとってもご飯はススム、是非また日本に帰ってからも作りたい一品。

アンドンチムタクの材料は鶏肉、はるさめ、ジャガイモ、玉ねぎそれににんじん。これらをとうがらし、オイスターソース、にんにく、しょうが、お醤油、甜麺醤、黒砂糖、胡椒を合わせたタレで煮込むだけ。エゴマのキムチはエゴマの葉と玉ねぎ、にんじん、唐辛子を合わせた調味料で漬け込むのだけど、こちらは3日後くらいが食べ頃ということでちょっとお味見しただけ。

ところで、今日はソウルは曇りだったのですが、韓国の人たちは「今日は天気が良くないから、家でチジミを作って食べましょう!」と言って集まるのだそうです。と、言うことで、レッスンのメニューにはなかったのですが、キムチのチジミも作って下さいました。油を多めに使ってパリパリにするのですが、このパリパリ、韓国語の擬音語ではパサパサと言うそう!

今日はいつも教える担当のシェフが夏休みということで、ラッキーにも美人の社長さんに直接教えて頂くことができました。日本語も英語も堪能で、なんと子どもの頃ブラジルに住んでいらしたこともあるとかで、ボサノバ話で盛り上がってしまいました!また受講したいなぁ!
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ソウル伝統家屋地域散歩 [韓国]

今日は土曜日なので、お散歩時間がいっぱい!朝のうちに宿題を済ませ、お昼前に出発!まずはジルシルというお餅専門店へ。お店の人のアドバイスに従い、お餅サンド、それからサンジ餅というかわいらしいお餅、お茶は梅花茶。暖かいお茶を頼んだので後から差し湯するポットもついていました。ピンクの可愛いサンジ餅とお茶はおいしかったのだけど、お餅サンドのリピートはないかな。。。お餅と食パンのような味と食感。。食事の後、併設のお餅博物館を見学。韓国の年中行事に欠かせないものということで、綺麗なお餅のお菓子がたくさん!お餅好きとしてはみ~んな味見したいなぁ!

ジルシルを出て、北村(ホクチョン)の韓屋という伝統家屋の集まっている地域を歩きました。日本で録画して見ている『家門の栄光』のロケ地…という訳で行ったわけでもないのですが、せっかくなので、撮影に使われた家をパチリ。近所にはあの冬ソナのロケが行われた高校も!これも一応見ておこう…と汗だくで坂道を登りました。あんまり暑いので、そろそろ休憩したくなり、刺繍博物館へ。博物館と言っても韓屋の小さな博物館。涼みながら、刺繍のコースター作りに挑戦!でも教えて下さったアジュマ(おばさま)が私のたどたどしい手つきが目に余ったのか、難しそうなところは全部やってしまいました。下手でも自分で全部作りたかったんだけどなぁぁ。

週明けに膨大な量の単語テストがあるというので、伝統茶のカフェで少し勉強しようと思い、チャマシヌントゥルというカフェを目指しました。ちょっと高台にあって、素敵なカフェ!ここはリピートしたいなぁ。中庭の緑が涼しげ。こちらでは冷たいコットオルムチャという五味子という漢方薬にも使われる赤い実と苺をつかったお茶を頂きました。サッパリしてちょっとすっぱくておいしいです。お茶をしながら、単語を書く練習をしていたら、お店のお姉さんが話しかけてくれて、間違えていたところも直してくれました[黒ハート]




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Tea Therapy

今日は初登校。…と言ってもレベルチェックのみ。試験を受け、手続きを済ませてランチでも、と思った時、学校の前にあるTea Therapyというお店が目につきました。lunchという看板も出ていたし、すすすっと惹かれて入りました。

ランチセットは4種類から選べますが、どれもヘルシー。私はお味噌汁の付いたカレーセット7000won(
574円位)。メニューを見ていたら、「ナマネ茶」というものがありました。まず、問診票にある項目を見て、自分の体調や希望をチェックし、その後、ティーセラピストさんとお話して、自分にあったお茶を処方してくれます。私は体調も悪くないので美肌をお願いしたところ、葛根湯(体内をきれいにする)、クコ(肝臓によい)、麦門冬(潤いを与える)の三つをブレンドしてくれました。スタッフはみんな日本語が上手なので、気楽にいろいろ聞けます。店内には足湯のコーナーもあるので、そのうち体験してみようと思います。そうそう、小雪さんもこのお店に2回立ち寄ったことがあるそうで、写真が飾ってありました。

とても落ち着いていてゆっくりくつろげるカフェです[黒ハート]


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コシテル [韓国]

昨日、単身ソウル到着!羽田から金浦空港まで2時間半くらい。近い!!空港からタクシーで学校が手配してくれた「コシテル」というレジデンスへ。タクシーの運転手さんとお互いヘンテコな韓国語と日本語で楽しく会話をしつつ、約1時間。本当は30分くらいらしいのですが、こちらも夏休みで海を目指している車の渋滞がスゴイのです。

さて、「コシテル」ですが、お部屋は4畳くらいでとても狭く、シャワーとトイレが付いています。キッチンは共同で、おもしろいことに、ご飯、インスタントラーメン、卵、キムチが常備されていて、自由に食べられます。洗濯機も使えるし、1ヶ月の滞在に不便はなさそう。ネット環境もいいので、できるだけレポートしたいなぁと思います。(と、言いながらいつもサボっていますが(#^.^#))


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ラバンディンの香に包まれて、蒸留体験 [香]

飯能にある薬香草園で水蒸気蒸留を体験してきました。水蒸気蒸留は熱に弱くない植物の香成分が凝縮されたエッセンシャルオイル(精油)を抽出する方法です。エッセンシャルオイルの抽出方法としては最も伝統的な方法で、10世紀頃、アラビアの医者であり、哲学者でもある錬金術師イブン・シーナという人が確立したそうです。

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↑これはレプリカです。実際に使ったものは↓
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まず、大きな籠5杯のラバンティンを蒸留釜に入れます。
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ラバンディンは高地で生育するラベンダーと低地で生育するスパイクラベンダーの自然交配でできた雑種のラベンダーです。ラベンダーに含まれないカンファーというスッキリした成分が入っていて、筋肉痛を抑えたり、肌の炎症を抑える効果があります。

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空の蒸留釜の中
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ラバンディンを入れて・・・
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蓋をきっちりネジで固定したら、釜に水蒸気を注入!

15分くらいするとごぼごぼと液体が出てきて、エッセンシャルオイルはガラスの円筒の上部にたまり、フローラルウォーターは下部にたまり、別の容器にたまっていきます。↓
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そして、できたてのほやほや(でも熱くない)フローラルウォーターで化粧水とフェイシャルミルクを手作り。
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特にフェイシャルミルクは乳化ワックスを使ったのが初めてだったので、感動!!でも、ず~っとかき混ぜていたので、ちょっと手が疲れました~。

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完成品と抽出したエッセンシャルオイル&フローラルウォーター。

薬香草園にはレストランとパン屋さんもあって、そちらも魅力的!
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迷いに迷い、ローズデニッシュとローズラスク、それに人気NO1のバジルパン+焼き菓子を少々買いました♪
普段、お茶はマグカップで飲むことが圧倒的に多いのですが、今日ばかりはカップ&ソーサーで幸せをかみしめながら!?(ハリー・ウィンストンンの指輪を貰って文句を言ったと話題になっている人に比べたらずいぶん安上がりな幸せだなぁぁ。)
そして、今日のお花たち
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このお花はラムズイヤーというそうですが、本当に葉っぱの手触りがぬいぐるみみたい!
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私が、生きる肌  La piel que habito [CINE]

先週、ついに『私が、生きる肌』を観ました。「ついに」というのは、去年、マドリッドに行った時、友人を誘ったら「あの作品は観なくていい」と却下され、その後ラテンビート映画祭でも見損ない・・・予告編を見ると何だか『テシス』みたいな恐ろしい映画にも思え・・・アルモドバル作品で、バンデラスも出ているし・・あぁ・・でも怖そう等、ぐずぐずしていたところ、同僚がつきあってくれる、と言うので先週のレディースディに観たのでした。

まず、想像していたほどには恐ろしい映画ではありませんでした。アルモドバル映画らしさ満載で、ストーリー以外の舞台の小物たちも凝りに凝っていて、映画の後、しばらくネット検索することになってしまいました。

まず気になったのは、外科医に誘拐されたビセンテが働いていたお店!お店の前の道、通ったことがある気がしてなりませんでした。でも、似た場所もあるし、確信するほどでもなかったのですが・・・そして調べてみたらサンティアゴ・デ・コンポステラの旧市街、Rúa do Vilarでした!数年前の夏休みに1ヶ月ほど滞在した街なので、やはり歩いたことのある道でした。ついでに、そこで撮影した日は2010年の8月。その年、サンティアゴ・デ・コンポステラはヤコブ年(聖年で、その年にサンティアゴを巡礼すると全ての罪が許される)特別な年でした。(ちなみに次のヤコブ年は2021年)。つまり、旧市街の撮影された道にあるお店はかきいれ時。ところが、そんな時に撮影のため、本来は大賑わいのはずの通りが封鎖されたので、お店の人たちは大ブーイングだったとか。。

と・・撮影はガリシアでも行われたのですが、さすが、アルモドバル!そこに使われる食器までガリシアのSargadelosを使っています。
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写真はコルーニャで購入したSargadeloです♪

俳優さんたちの衣装もSybilla, Adolfo Dominguea, Zaraなどスペインブランドが。映画の中で重要なアイテムになるワンピースはイタリアだけど(ドルチェ&ガッバーナ)。

もちろん、家のインテリアとして登場する絵画や音楽も、そして、外科医の自宅として使われたトレド郊外の家もスゴイ!

そんなこんな、でストーリー以外にも見どころが多い映画でした。

あ、もうそろそろ出勤しなければ!!

Louco [MÚSICA]

Loucoという歌をとても素敵に歌うお友達がいました。Loucoは愚か者という意味だけれど、その人はみんなに愛される人でした。その人がLoucoを歌うと、彼がどれほど音楽が好きで、そしてどれほど彼が誠実な人かがみんなに伝わりました。誰にもまねをすることができないLoucoです。

プロフィールに「愛が溢れ平和に満ちた世界をもとめる」と書いていましたね。私たちはたくさんのハートをもらいました。

しばらく顔を見せないと必ず電話をしてくれてありがとう!
私の下手な歌も誉めてくれてとっても嬉しかった。ありがとう!
少しずつでも諦めないで前に進んでいくことを教えてくれてありがとう!
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